平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
　さて、ご高承のとおり、国際的な穀物価格の高騰、バイオ燃料作物への転作による玄そば生産量の減少、原油高による運賃上昇等により、国際的に玄そばの価格が高騰しております。
　また、平成２０年１月１日より、中国から輸出される玄そばに対し、２０％の輸出関税が課されると共に、平成２０年３月１日より、増値税５％の還付制度についても廃止となりました。さらに、中国国内のそば需要の増加等が原料高に追い討ちをかける要因となっております。
　当社と致しましても、事業体質の抜本的改善や製造コスト、物流コストの削減を実施し、安全安心な製品を皆さまにお届けする様、鋭意努力をして参りましたが、現在の価格体系では、製品の安定的供給を果たすことが困難な状況にあります。
　かかる状況におきまして、今般下記のとおり製品価格の値上げをさせて頂きたくお願いすることになりました。
　何卒、諸情勢にご理解を賜わりまして、ご協力をお願い申し上げます。

記

１．改定内容

　　　　（１） 業務用そば粉
　　　　　　　　　　一律　２５円　値上げ／１ｋｇ当たり

　　　　（２） 業務用そばミックス粉
　　　　　　　　　　そば粉配合割合に応じて改定させて頂きます

２．実施時期

　　　　平成２０年５月７日（水）出荷分より

以上

日穀製粉株式会社（社長　丸山和廣）は、平成２０年４月１日より、小麦の政府売渡価格が、５銘柄平均で３０％の値上げとなったことに伴い、業務用小麦粉の仕切り価格の改定を下記のとおり実施させて頂きますので、お知らせ申し上げます。

記

１．粉価改定内容

　　　　（１） 強力系小麦粉　　　　　　５６５円　値上げ／２５ｋｇ当たり
　　　　（２） 薄力系小麦粉　　　　　　４５５円　値上げ／２５ｋｇ当たり
　　　　（３） 中力系小麦粉　　　　　　４５５円　値上げ／２５ｋｇ当たり

　　　　尚、上記改定額には消費税は含まれておりません。

２．実施時期

　　　　平成２０年４月２１日（月）出荷分より

以上

　中国産冷凍餃子から有機リン系農薬「メタミドホス」が検出される事件が発生しております。これを受け、弊社の中国産玄そばの残留農薬等（メタミドホスを含む）の管理体制について、改めて下記にご報告申し上げます。何卒、宜しくお願い申し上げます。

記

１．中国国内及び日本検疫所における検査体制

　メタミドホス（有機リン系農薬）、アフラトキシン（カビ毒）の2項目については、中国国内での定期的な検査、及び日本国内の監督機関である厚生労働省輸入検疫所による全量検査（全貨物について検査）が実施されております。また、同通関時に輸入検疫所において、全貨物の50％についてモニタリング検査（残留農薬の抜き打ち検査）が実施されており、安全基準を満たした貨物のみが日本国内に輸入されております。　　

２．そば輸入商社会における検査体制

　そば輸入商社会には、中国産玄そばの新穀収穫時に、各輸入商社が産地各地より採取した検査サンプルの残留農薬検査（メタミドホスを含む）を義務付けております。今日まで基準を超える農薬が検出された事はございません。

３．弊社自主検査体制及び産地管理

　弊社では自主検査として、年3回のポジティブリスト制度に基づく残留農薬分析を実施しております。検査内容は、残留農薬（626項目、メタミドホスを含む）及びカビ毒2項目、重金属等5項目です。今日まで基準を超える農薬が検出された事はございません。また、産地管理の一環として、輸入商社会及び中国輸出業者を通じ、各生産者に対し農薬使用禁止の指導や、産地に出向き安全確認を行い、さらに「農薬不使用証明書」を入手し、管理を行っております。

　以上より、弊社にて使用しております中国産そばについては、十分な安全性が担保されております。これらの安全確認を十分行った上で、全て弊社の国内工場において製粉を行っておりますので、安心してご使用賜わりたくお願い申し上げます。
　また、弊社は、今回の中国産冷凍餃子の加工元である「天洋食品」とは、一切取引がない事、及び「天洋食品」のある中国河北省からは原料の入手を一切行っていない事を併せてご報告申し上げます。

以上

日穀製粉株式会社（社長　丸山和廣）は、平成１９年１０月１日より、小麦の政府売渡価格が、５銘柄平均で１０％の値上げとなったことに伴い、業務用小麦粉の仕切り価格の改定を下記のとおり実施させて頂きますので、お知らせ申し上げます。

記

１．粉価改定内容

　　　　（１） 強力系小麦粉　　　　　　１８０円　値上げ／２５ｋｇ当たり
　　　　（２） 薄力系小麦粉　　　　　　１５０円　値上げ／２５ｋｇ当たり
　　　　（３） 中力系小麦粉　　　　　　１５５円　値上げ／２５ｋｇ当たり
　　　　（４） 内麦主体粉　　　　　　　 １１０円　値上げ／２５ｋｇ当たり

　　　　尚、上記改定額には消費税は含まれておりません。

２．実施時期

　　　　平成１９年１１月１日出荷分より

以上

　中国産の穀物及び加工食品等について、不祥事が連日の如く報道されております。弊社の中国産そばの安全性確保につきましては、下記の通り種々の取組みを実施しております。何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

記

　過去に違反事例のあるアフラトキシン（カビ毒）、メタミドホス（リン系農薬）の2項目については、現在、中国国内での事前分析、日本国内の監督機関である厚生労働省輸入検疫所により命令検査（全量検査）が実施されております。また、同輸入検疫所において通関時のモニタリング検査も実施されており、安全基準を満たしたもののみが日本国内に輸入されております。　　

　弊社では自主検査として、年３回のポジティブリスト制度に基づく残留農薬分析を行っております。さらに輸入商社会には中国産玄そばの新穀収穫時に産地サンプルを入手し、日本国内での残留農薬検査を義務付けております。今日まで基準を超える農薬が検出された事はございません。

　尚、弊社では輸入商社会及び中国輸出業者を通じ、各生産者に対し農薬使用禁止の指導や、産地に出向き安全確認も行っております。さらに「農薬不使用証明書」を入手し、管理を行っております。

　弊社に於きましては、これらの安全確認をした原料にて、全て国内工場において製粉を行っております。

　弊社にて使用しております中国産そばについては、十分な安全性が確保されておりますが、ご不明な点に関しましては、営業本部または品質保証部へお問合せ下さいます様お願い申し上げます。

日穀製粉株式会社 営業本部 　　026-228-4157　（担当　丸山（雄））
　　　　　　　　　　　　品質保証部　026-228-4145　（担当　前島）