ニュースリリース

松本工場の火災事故に関するご報告(追記あり)

2017年1月29日(日)弊社松本工場(長野県松本市南松本2-6-52)内の有機リサイクル向け原料出荷サイロにおいて火災事故が発生しました。この火災により近隣住民の皆様並びにお客様、お取引先様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深く反省し、あらためて心よりお詫び申し上げます。

火災発生後の消防および警察当局による現場検証が終了いたしましたので、詳細についてご報告申し上げます。

1. 発生日時
2017年1月29日(日)午後8時2分に出火し、1月30日(月)午前1時23分鎮火

2. 発生場所
松本工場内 有機リサイクル向け原料出荷サイロ棟(非食用原料 約30トン収容)上部機械室

3. 被害状況
有機リサイクル向け原料出荷サイロ棟 上部機械室(高さはビル6階相当、約60平方メートルの鉄骨・鋼板張り構造で密閉状態)の焼失。なお、この火災による人的な被害はございません。また、一部でサイロ棟の下部からも出火が見られたとの報道等がありましたが上部機械室以外の延焼はございません。

4. 事故原因
1月30日(月)に実施された消防および警察当局の現場検証において明確な火災発生原因の解明には至りませんでしたが、焼失した機械室内の設備状況や最も損傷の激しかった箇所の状態等から以下の経緯で火災が発生したものと考えております。

(1)操業中~操業終了(1月28日午前7時頃)
操業中、モーターおよび駆動部の回転部分で何らかの負荷が掛かり摩擦発熱による火花が発生し、収容されていた粉体原料の中に落下したものと考えられる。作業員は随時、機械設備の異常時に作動する停止装置などの目視確認をおこなっていたが特に異常は見当たらず、1月28日(土)午前7時頃に操業を終了。

(2)出火(1月29日午後8時頃)
粉体原料の中に落下した火花が火種となって燻り続けたとみられ、操業終了からおよそ36時間後の1月29日(日)午後8時頃出火。同午後8時2分、火災報知器が作動したことにより警備会社が現場に駆け付け消防本部へ通報。また、前後して付近を通りかかった方々からも通報していただいていたようです。その後、消防車が到着し消火活動を開始。出火から約2時間で鎮圧、1月30日(月)午前1時23分 消防署による鎮火を確認しました。

5. 現在の対応
そば製粉工場の操業に向け現在復旧作業をおこなっておりますが、お客様への製品供給に影響はございません。なお、そば製粉以外の工場につきましては、1月30日(月)午前9時より通常操業をしております。

6. 対策
今回発生した火災事故の反省をもとに改善点の洗い出しと全社的な見直しを図ると共に、人材の育成、教育、啓発および安全への対策を今まで以上に重視した管理体制の構築を日穀製粉グループ全体で推進いたします。

この度の火災事故に関して、多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけすることとなり、重ねて深くお詫び申し上げます。また、火災を発見し通報していただいた皆様、多くのご心配のお言葉やお見舞いを頂戴した皆様に心より御礼申し上げます。
今後、皆様の信頼を取り戻すべく、これまで以上に社会への貢献に努め、弊社グループ一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きのご指導とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

日穀製粉株式会社
代表取締役社長 小山紀雄

<2017/2/2 追記>
2月1日(水)そば製粉工場において全ての点検が完了し、2月2日(木)朝より通常操業をしております。

ニュースリリース

お問い合わせ
商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
お電話の場合
フリーダイヤル0120-25-4157
受付時間 平日9:00~17:00 土・日・祝日除く
  • メールでのお問い合わせはこちらから
  • よくあるご質問はこちらから