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用語辞典

すいとん(すいとん)

すいとん(水団)は、小麦粉の生地を手で千切る、手で丸める、スプーンですくうなどの方法で小さい塊に加工し、汁で煮た料理のことです。
すいとんの歴史は長く、室町時代の書物に「水団」の字が見られます。また、資料上のすいとんの調理法は移り変わりが激しく、今日のような手びねりした小麦粉の形式が出現したのは江戸時代後期のことです。
すいとんは一般的には小麦粉で作られますが、本来は粉物を水で練り、団子にして水(汁)に入れたものという意味のため、小麦粉だけでなく雑穀の粉で作られる場合もあります。
すいとんという呼び名は全国的なものですが、料理としては中に入れる具材、出汁が地域ごとに特色があり、料理法も地域ごとに異なるため、厳密には地域によってそれぞれ異なる郷土料理であり、「ひっつみ」、「みみ」、「ちぎり」、「はっと」、「つめり」、「とってなげ」、「おだんす」など様々な名で呼ばれています。
これまでは戦中・戦後の苦難の時代で食され、美味しくないものというイメージがありますが、最近では各地の郷土料理として多くの人に親しまれています。

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商品情報(おいしいすいとん(400g))

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