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用語辞典

信州そば(しんしゅうそば)

信州そば(しんしゅうそば)は長野県で作られるそばの総称です。
信州(長野県)は古来からそばの名産地とされてきました。山国である長野県は田畑が少なく、山間の傾斜地を切り開いてそばを栽培してきましたが、「霧下そば」に代表されるようにそばは高冷地での栽培に適しているため、各地で良質なそばがとれ、それぞれの地域で風土を代表する食べ物となっています。
信州そばと一口に言っても、長野県は北から南まで長いため、つなぎを使わない十割そば、つなぎを使用するものも小麦粉、おやまぼくち、自然薯など、汁には通常のそば汁の他に味噌、大根汁、くるみだれなど、薬味にはわさび、七味唐辛子、辛味だいこん(ねずみだいこん)など、鍋に入れるとうじそば、具材が独特なすんきそば・・・と、地域ごとに様々な特色があります。
そば切りだけでなく、蕎麦がき、お焼きなどそば粉を使用した郷土食も多彩で、昔から生活に密着していたことがうかがえます。

■関連情報
商品情報(善光寺門前信州そば)

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