駄そば(だそば)
そば粉だけの「生蕎麦」に対し、つなぎを多く入れた粗雑なそばという意味で使われていました。そば切りとしては、そば粉が主役でつなぎは脇役だから、小麦粉などのつなぎを多く入れたそばはそばとして軽視され「駄そば」と呼ばれるようになりました。江戸時代の中期以降は、同割(そば粉と小麦粉が同率)などにとどまらず「そば粉以上に小麦粉を多く入れる」そばも横行していたとされています。「生蕎麦」とか「手打ち」と称して高級感を出し、一方で「二八の雑そば」などと言って二八そばでも粗雑なものとして差別化するようになったようです。
■関連情報
・用語(生蕎麦)
- 商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
- お電話の場合
- 受付時間 平日9:00~17:00 土・日・祝日除く