ニュースリリース

「ソバデンプンの認知機能低下抑制作用とその作用機序の解析」についての学会発表

2023年6月8日~9日に開催されました「第29回日本食品化学学会」において、日穀製粉株式会社(代表取締役社長:小山紀雄)と信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所(教授:片山茂)との共同研究の成果として「ソバデンプンの認知機能低下抑制作用とその作用機序の解析」について、発表がありました。

(発表内容)
老化促進マウスにソバデンプンを摂取させた場合、腸内細菌叢の変化があり、酪酸産生菌Butyricococcus属や酢酸産生菌Ruminocuccus属が顕著に増加した。
また、糞便中には、その代謝物である酢酸、プロピオン酸、酪酸の量が顕著に増加した。
さらに、脳海馬のOccludin(細胞間接着物質)、NeuN(成熟ニューロン)、PSD95(シナプス)の発現が増加した。
以上より、ソバデンプンの摂取により、マウスの腸内細菌叢が改善され、海馬機能の障害を抑制させる事が示唆された。

尚、本演題は、若手優秀発表賞を受賞致しました。


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