SDGs活動報告(2024年度)
重点課題(アクションプラン)の進捗報告
【重点課題1】
・松本⼯場で発⽣する副産物の削減に取り組みます。
目標 | 副産物を 2020 年: 2,750 t ⇒ 2030 年: 2,250 t へと500tの削減 |
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実績 |
副産物の発生を1,900tに抑制して850tを削減しました。 |
【重点課題2】
・長野県内の農家と協⼒し、そばの契約栽培を推進することにより荒廃農地を削減します。
目標 | 作付面積 2020 年: 30ha ⇒ 2030 年: 80ha へと50haの増加 |
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実績 | 59haに対して作付しました。 |
【重点課題3】
・長野県産原料(そば・韃靼そば・小麦・米)を使⽤した新商品の開発・販売に向けて積極的に取り組みます。
目標 | 長野県産100%商品のラインナップ 2030 年までに 2020 年より 12 品の増加 |
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実績 |
発売: 5品 廃止: 4品 ラインナップに1品が増加しました。(累計:12品の増加) |
具体的な取り組み
・経費精算システムの導入により、紙の伝票への起票の手間と事業所から本社への伝票送付の運送エネルギーの削減を実現しました。さらに携帯電話からいつでも・どこからでも経費申請が可能になったことによる人員の精算業務の負担軽減と紙の伝票を年間で約15,000枚削減しました。
・地域の医療貢献、また、未来を担う子供たちに対する新生児・小児高度専門医療の充実のために、県内唯一の小児専門病院である長野県立こども病院へ毎年寄付を実施してきました。今年度は患者サービスの充実と利便性の向上を図ることを目的とし、Wi-Fi環境の整備のためにこれまでより増額して1,000万円を寄付しました。(今回で7回目)
・これまでは通常と大きさの異なるパレットやパレットへの特殊な積付に対しては機械での対応ができず、通常サイズのパレットに一旦積付して人力で積替をしておりましたが積付装置や搬送ラインの更新により、この積替が不要となり年間で500時間の業務時間を削減しました。
・人事評価システムの導入によるペーパーレス化と評価結果の取りまとめなどの事務作業の削減による省力化を実現しました。
・従業員の子供の年齢により出勤時間を遅めたり、退勤時間を早めることができる短時間勤務が可能である対象期間の延長をしました。以前は3歳までのところを小学校1年生まで延長して働きやすい環境を構築しました。
・社会意識の変化に柔軟に対応し、多様性を認める職場環境を整えるため、管理部門の女性事務服を廃止しました。
・昨年度に引き続き、製品に包装資材を使用せずにバルク車での出荷及び工場内を製品移動させる手段であるバラ対応の最適化で紙袋への包装作業が不要となったことによる省力化の推進と昨年度より更なる資材の削減をしました。(業務用大袋20kg換算で2023年度より41,000袋分の包装資材を削減)
・米粉の原料である玄米を精米するための自社設備がなかったことでこれまでは委託しておりましたが、設備導入で精米作業を内製化したことによる、委託先との製品移動にともなう運送エネルギーを削減しました。
・昨年度に引き続き、商品輸送をトラックから環境負荷のより少ない鉄道へのモーダルシフトの拡大と出荷数を集約して配送回数削減によりCO2排出量を削減しました。
・家庭用小袋製品の重量余目範囲と包装機の設定の適正化を追求して、不合格品の発生頻度を低減させることにより歩留向上と資材ロスの削減を実現しました。
・倉庫にロボット掃除機を導入して、清掃の自動化により作業負担を軽減しました。
・「子ども食堂」や「いのちの電話」といった、無償ボランティアらに支えられている地域の社会福祉活動を経済界として支援しようと、長野の企業経営者らで構成された「長野ガイア応援団KID」へ寄付しました。
・信州フードバンク様へ弊社商品であるレンジで3分善光寺門前信州そば(乾麺)45g×10を2ケースと45gを9個、寄贈しました。
・長野地域振興局様へ弊社商品である千寿信州そば(乾麺)250g×20入を8ケースと250g×10入を1ケース、ホームラン(小麦小袋)1kg×10を9ケース、グルテンフリー信州そばペンネ(パスタ)150g×12を9ケースと150gを9袋、寄贈しまして子ども食堂や食べ物に困っている方々へ届けて頂きました。
・おいしいすいとんの売上の一部を日本赤十字社の活動資金として長野市へ寄付しました。(今回で13回目)
・信州大学の奨学金制度である知の森基金へ寄付しました。(今回で8回目)
・新そば祭りの売上の一部は松本市を通じて交通及び災害遺児等基金へ寄付しました。(今回で20回目)
・ダイドーみらい応援自販機の販売手数料の一部をこども食堂(ホットライン信州)へ寄付しました。(今回で4回目)
2024年度は日穀製粉が創業80周年という節目でもあり、これからの100年企業を目指してシステム化・機械化による省力化にて従業員の労働環境を改善して、その改善にともなってエネルギーや紙資源の使用量を削減する努力を続けてきました。
今期はDX推進部を新しく立ち上げ、デジタル技術をさらに取り込むことにより変わり続けているビジネス環境に取り残されないよう改善を繰り返すことにより会社を発展させ、地域とパートナーの皆様へのさらなる貢献につなげて参ります。
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