レシピ

アンチエイジングフードマイスター倉島のぞ美先生の美味しく輝くおそばのレシピ。

アンチエイジングフードマイスター倉島のぞ美先生の美味しく輝くおそばのレシピ。

健康的に美しく・・・食材の色と心と体の関係

202004-202009_column_kurashima_01.JPG

202004-202009_column_kurashima_02.JPG

春になると、明るい色に目が行ったり、身にまといたくなるという経験はないでしょうか?

新しいスタートや人生の分岐点、切り替えの時期など、私たちは無意識のうちに、その時の自分の気分に合った色や必要な色が気になったり、身に着けたくなる心理が働きます。それは、周りに置くものや身に着けるものだけでなく、私たちが口にする食材にも同じことがいえるのです。

野菜の色と私たちの体と心に与える影響
ここでは、パプリカを例にとってみましょう。パプリカは、赤・オレンジ・黄・緑・白・茶・黒など、さまざまな色がありますが、実は色によって、ビタミンCの保有量に違いがあります。パプリカのビタミンCは、赤いパプリカがトップクラス。緑と比べると、2倍ほどビタミンCの保有量が違います。また、赤のパプリカには、赤系のフィトケミカルのひとつ、カプサイシンが含まれており、高い抗酸化作用を持ち、免疫力を高め、生活習慣病の予防効果に期待されています。

色彩の身体的効果、心理的効果としては、赤を見たり身に着けると、血圧や体温が上昇し、活力ややる気アップにつながります。食材では、赤のパプリカのほか、ニンジン、トマト、紅鮭、マグロ、牛肉、豚肉などが赤に分類されます。植物性の赤の食材は、抗酸化作用に優れているものが多く、また動物性の赤の食材では、たんぱく質や脂質など、主に筋肉や血液になるものが多くみられます。

黄色は、脳を刺激し、希望や新たなスタートや発展をイメージし、コミュニケーションも円滑にします。私の体験では、黄色の服を身に着けている日は、明るく話しかけやすいイメージになるようで、隣の席の方や、初めて会う方にも話しかけられやすいという傾向があります。食材では、トウモロコシ、芋、大豆、バナナ、ミカン、卵などで、これらは、豊富な栄養を含み、日々の活動を支えてくれます。

202004-202009_column_kurashima_03.JPG緑は、ストレスを和らげ、体の調子を整える効果があります。菜の花やほうれん草、ブロッコリー、ニラ、パセリなど、緑色の食材を日々の食卓に多く取り入れたいものです。

日本の懐石料理でも、昔から五色(赤・黄・緑・白・黒)の考え方が大切にされています。買い物に出かけたとき、買い物籠の中の彩りを意識することで、栄養バランスと色彩の与える心理的効果、身体的効果もバランスよく得ることができるでしょう。この春は、様々な色に意識を向けて生活の中に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?

アンチエイジングフードマイスター・倉島のぞ美先生監修レシピ

お問い合わせ
商品やサービスについて、日穀製粉に関するご意見・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
お電話の場合
フリーダイヤル0120-25-4157
受付時間 平日9:00~17:00 土・日・祝日除く
  • メールでのお問い合わせはこちらから
  • よくあるご質問はこちらから