あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2016/07/13

小諸のそばづくり講習会に参加しました!

6月29日(水)。
長野県小諸市役所内にあるステラホールにて、「小諸のそばづくり講習会」が開催されました。
(主催:小諸市 農林課、小諸市畑作振興推進協議会 そば専門委員会)

あいにくの小雨模様の天候と夕方6時からということで、農家の方々もちょっと足を運びにくい状況だったのかもしれませんが、50名弱の方々にお集まり頂きました。
講師には、農業生産法人㈱かまくら屋の田中社長と弊社営業統括部長の丸山が務めさせていただきました。
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かまくら屋・田中社長は「松本平の遊休荒廃農地を白いそば畑に」と題して講演を行いました。
田中社長は松本市にてスズキ自動車の販売会社を経営されておりますが、リーマンショック後の平成21年9月に農業生産法人を立ち上げました。農業に関してはゼロからのスタートで、土地を借りるだけでも難しく、地元の方々に信用を得るまでの苦労話しが語られました。
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かまくら屋さんのすごいところは、農業で定年まで安心して勤められる会社を目指しているところです。若い人材が農業に興味を持ち、勤められる場所があれば今後につながっていくはずです。

つづいて弊社営業統括部長の丸山の講演は「信州産そばの地域ブランドの構築と売れるマーケティング戦略」と題して行われました。
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なぜ「そば」なのか?そばの市場性はどうなのか?といった切り口で講演はスタートしました。
おいしさ・健康・機能性・利便性といったキーワード、特に健康は更に注目されていくと思われます。
日本国内のそばの状況などを説明していく過程で、そばの産地はどこが良いかとのアンケートを行った結果、「信州産」が一番多かったということでした。
そばと言えばやはり「信州」のイメージがあるという結果からも、このイメージを大事にして付加価値につなげていくことが必要です。
それには、安定した生産をして頂くことが、継続的なそば製品の製造へつながります。
各々30分以上に及ぶ熱の入った講演でした。聴講された方々も満足されていらっしゃるようでした。
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日穀製粉では、農家の方々に長野県でそばを作っていただくための取り組みの一つとして、今後もこうした講習会の参加・開催をしていきたいと思います。

2011/03/29

そば研究会報告

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2月26日、つくばにて「そば研究会」が開催されました。

毎年そばに関係する研究者や企業があつまり、講演会・パネル展示がおこなわれます。
本年の講演内容は、そばの主産地である中国を取り巻く玄そばの現状と流通についてです。
異常気象による世界的なそばの不作が原因である玄そば価格高騰について報告がありました。

パネル展示では在来種についての発表が目立ちました。
在来種は地域おこしといった面からも注目が高まっているのでしょうね。
そのほかにも、長野県野菜花き試験場からは新品種「桔梗8号」の展示などもありました。

(日穀製粉株式会社 開発本部)