2017/07/05
福井県産夏そばの視察に行ってきました
弊社と夏そばの契約栽培をしていただいている農業組合法人・ハーネス河合様に先日お邪魔して参りました。
今回は東尋坊近くの三国地区で夏そばを生産していただいてる方々に直接お話を伺うことが出来ました。
今シーズンは100haほどの土地にそばを播種されたそうでここまで作柄は上々とのこと。現状では10a当たり2俵は収穫が出来るのではないかとの情報をいただきました。
我々そば業界の夏そばに対するイメージは、秋そば(いわゆる新そば)に比べると劣るとされるのが一般的です。
しかし昨夏より契約栽培をお願いしているハーネス河合様では、より良い夏そばを生産する為に「地元の土壌にあう品種は何か?」という試行錯誤を長年にわたって重ねてこられた結果、その熱意と努力が実を結び、秋そばに負けない甘みのある夏そばに辿り着いたそうです。
収穫まであと少しという大変見事なそばの実。1房で20粒ほどが収穫できるのだそうです。
収穫されたそばの実は、7月10日から順次弊社宛に出荷していただける予定とのことですので、業務用そば粉としてお客様にお届けできるのは7月20日頃になる見込みです。
奥には日本海が広がるという素晴らしいロケーション。
生産者の方々との出会い、そしてそばの実一粒一粒に込められた思いへの感謝を忘れずに今後もより良い製品づくりに励み、その熱意と共に消費者の皆さまへお届けしていきたいと感じた福井への出張となりました。
(日穀製粉株式会社 業務本部)