あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2021/10/12

八ヶ岳山麓でそばの刈り取り

9月下旬、お付き合いしているそば生産者さんの刈り取りを
『ファームめぶき』でお手伝いすることになりました。

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戦力その① コンバイン
お天気にも恵まれ、めぶきの最新型コンバインで刈り取りスタート!!

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オペレーターさんは圃場の形状に合わせて効率よくキレイに刈り取っていきます。
慎重な人・大胆な人・繊細な人などこの作業はその人の性格がすごく出ると思いました。

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あっという間に1圃場完了♪
八ヶ岳が穏やかに見守ってくれています。

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排出機はリモコンで操作出来ます。
オーライ、オーライ

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お腹いっぱいのコンバインから刈り取ったそばを取り出し中。

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戦力その② 2tトラック
持ち前の機動力で圃場と保管場所を行ったり来たり 忙しく働きます。

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茎などの夾雑物は精選工程でキレイに取り除きます。

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風などで倒れてしまったそばも上手に刈り取っていきます。

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戦力その③ 積載車
コンバインの母艦です。
これが無ければ遠くの圃場へ刈り取りに行けません。
まさに要の存在です!!

ファームめぶきの戦力を投入し、無事に刈り取りが終わりました。
生産者さんからも感謝のお言葉を頂きました。
これからも、長野県農業の発展に寄与できるよう活動していきます。

2021/09/28

標高2,100メートルの国道

日穀写真部のTです。
8月最後の日曜日。30℃を超える長野市を脱出し、涼を求めてドライブに出かけました。
北国街道、北信五岳道路、県道29号を通って中野市に入り、国道403号経由で国道292号に入れば、あとはひたすら上がるのみ。
山ノ内町に入って6㎞ほど進むと、それ以降は激しい上りと激しいカーブが何か所もあるので要注意。
過去に猿の集団と並走したり、道の真ん中に立つカモシカに遭遇した事もありました。
カモシカの眼差しって、何だか心の中まで見られているような不思議な感じです。
慈愛に満ちているようでいて冷ややかなようでもあり、深い眼差しでした。20数年も前の出来事ですけど。

そんな楽しい国道292号を上がった先には
標高2,100メートルの横手山ドライブインから見るこのパノラマ。
私の自宅との標高差は約1,800メートル・・・ガン●ム100機分と言えばイメージが湧きますね。
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雲の上に見える北アルプスの稜線。絶景哉絶景哉。

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毎年お盆休みに訪れるのですが、大渋滞で駐車できずただただ通過するだけ。
今年は初の駐車場入り。おかげで写真も撮れます。
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ここから約2㎞進むと国道最高地点。標高2,172メートル。横手山ドライブインよりさらにガ●ダム4機分↗↗

この志賀・草津ルート、白根火山活動により一部封鎖されて以来4年ぶりとなる全線開通。
それもあってか、車やバイク以外にもロードバイクやマウンテンバイクと言った自転車を結構見かけました。
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ちなみに気温は18℃。ちょっと風が吹くと涼どころか寒いくらいでした。

来年もまた、涼を求めて駆け上がります。
慣れた道なのでナビは使いません。。。

ドライブのお供には、手軽なペットボトルタイプのダッタンそば茶をどうぞ!
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2021/09/27

芸術の秋 新そばの秋

日穀写真部のTです。
先日、娘のリクエストで安曇野市にある碌山美術館を訪れました。 娘は初めてですが、私は40年ぶり。

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この碌山美術館内には、東洋のロダンとして知られる安曇野出身の荻原守衛(碌山)の彫刻や絵画が展示されています。

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キリスト教教会堂を思わせるシンボリックな碌山館は2009年に国の登録有形文化財に登録されました。
この館内には、石膏原型が重要文化財に指定されている有名な彫刻「女」のオリジナルブロンズも展示してあります。
敷地内のいたるところに設置されている大き目のベンチ。時間が経つのを忘れそうです。

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1時間ほど作品や展示物を鑑賞しましたが、彫刻や絵画に疎い私でも作品から迫り湧き出る執念や迫力を感じました。
※碌山美術館の詳細については、こちらをご参照ください。http://rokuzan.jp/

さてのんびり帰ろうかとナビを長野市の自宅にセット。
『駐車場出口を右折です』。
まぁ、来る時と同じ道を帰るのもなぁと思いあえて左折。
北に向かってしばらく走ると『右折です』とナビの指示・・・直進しました。
更にしばらく走ると『右折です!』・・・直進。
その後も『右折です!!』・・・直進。
『右折です・・・』
直進する事10km。気が付いたら松川村。
直進し続けたおかげか、眼前には一面のそば畑。
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もうどこを見てもそばの花。
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そばの花の周りには可愛いミツバチがブンブンと。軽い音に混ざって時折聞こえる、重低音のブンブンブンブン。オオスズメバチも蜜を取りに来ていました。あのでかいオレンジ色の頭を見ただけで・・・何もしなければ襲って来ないと分かっていても怖いです。

松川村を後にして更に北上します。
その後何度も『右折です』を聞きながら更に10kmほど直進し、大町市でやっと右折し国道147号に合流。
ここから先はナビの言う事を無視すると帰宅できなくなってしまうので、素直に従います。
県道31号を6kmほど進むと、ここにも一面そば畑。
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振り返るとそば畑の向こうには水車。
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写真では分からないですがちゃんと回っております。

季節折々の景色が楽しめる信州。

たまには下道をのんびりドライブするのも良いですね。
ただ、あまり無視するとナビがえぼつっちゃうかもしれませんのでお気を付けください。
※えぼつる・・・信州の方言で拗ねるの意味

信州の新そばはもうしばらくお待ちください。
代わりと言っては何ですが、北海道産の新そばはコチラ!!
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2021/08/19

青木村タチアカネ刈り取り

先日残暑厳しい中、長野県青木村のファームめぶき圃場にてタチアカネの刈り取りがありましたので行ってきました。
長野県青木村は、長野県の東部上田市から西に位置し南に夫神岳、北に子檀嶺岳、西に十観山がそびえる美しい山々に囲まれた農山村です。

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道の駅から見える山々

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青木村のマスコットキャラクター アオキノコちゃん

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道の駅あおき

その青木村でのみ栽培されているそばの品種が「タチアカネ」という品種です。 そばは他品種が近在する場合、交雑して性質が変化することから県が青木村でのみ集団で栽培する地域とし、特に種子は青木村でのみ生産ができ村外への持ち出しが禁止されている品種になります。
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青木村道の駅では年中タチアカネを使った手打ちそばがいただけます。

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里山を眺めながらのおそば

そんな希少なタチアカネをファームめぶきでは夏と秋の二期作をしております。
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子檀嶺岳中腹の圃場【1】

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子檀嶺岳中腹の圃場【2】

今回は、夏そばの刈り取りですが今年は開花後に長雨が続き虫による受粉が少なかったためかやや不作とのこと。
刈り取った玄そばは松本工場へ運ばれゴミなどを取り除く精選工程を経て乾燥機にて水分調整後、製粉を待ちます。
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刈り取りしたコンバインは積載車にしっかり固定し筑北村に!

畑は、お盆明け後今度は秋そば用に播種をする予定です。
今年は日穀通販限定でタチアカネを使った新そばを販売予定ですのでご期待ください。

2021/07/15

そばの若葉刈取研修

日穀写真部Tです。
7月上旬。1年ぶりにやってきました、筑北村!!
・・・通勤のため毎日通過しているのは内緒です。

今年も新入社員と一緒に、そばの若葉刈取(補助)をするぞぉお!!
と、昂ぶる心を抑えつつ到着すると雨。
しかもザーザー。
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しかしそこは普段の行いの良さなのか、はたまた新入社員のおかげなのか
作業を始める頃には小雨に。
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昨年同様に、刈り取られたそばに混ざった余計な草や色の悪い葉っぱを除去して束ねます。
雨のせいか、ちょっと動くとアマガエルがアチコチでピョコっとな。
子どもの頃は平気で捕まえていたのですが、体表面の粘膜は毒なんですって。知ってました?
傷口や目に入ると、それはもうエライ事になるそうです。
カエルを触った後は、よ~く手洗いしましょう!!

雨も上がり、更に作業に身が入ります。
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このトラックの荷台を一杯にして送り出さない事には、本日のミッションコンプリートにはなりません。
一休みして最後の追い込み。
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黙々と(おしゃべりもしましたが)作業を続け、荷台はそばの若葉だらけ。
振り返って圃場を見るとこのとおり・・・
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見事にキレイサッパリ。
隣の圃場では、北早生(キタワセ)と言う品種が栽培されています。
収穫前のこの時期は、花と実を同時に見る事が出来るので、何となく得した気分になりますね。
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作業が終わる頃には、朝の雨ザーザーから想像できない程の快晴。
無事そばの若葉も目的地に到着したそうです。

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何だ、結局宣伝かよ!!って
会社のブログですので、そこはなにとぞ大目に・・・