2025/08/05
【種まき編】2025 タネから育てたそばでガレットを作ろう!信州ガレット振興会
そばの種まきから収穫までの一連の農業体験と収穫したそばでガレットをつくる「育みファームプロジェクト」。
小学校1年生~高校3年生までを対象に農業の楽しさとそばの美味しさを体験する農業体験イベントです。
土にふれて、育てて、食べる──そんな一連の体験を通して、農業の楽しさや食の大切さを感じてもらいたいという思いから生まれました。
昨年の実施報告をお届けしてから、まだそう時間は経っていませんが、2025年の育みファームプロジェクトが始まりました。
今年度もその模様をお届けしていきます。
今回お届けするのは、第1回「種まき編」です。
どうぞ最後までお楽しみください!
■7月 第一回目 圃場(ほじょう)整備と種まき
こちらが今年の会場となる圃場です。
ファームめぶきさんの手により、あらかじめ畑の状態を整えていただいていました。

ここからは、さらに手作業で「まき筋(すじ)」の準備に取りかかります。
メジャーを使って等間隔に目印を置いていきます。こちらはファームめぶきの丸山さん。

置いた目印にひもを張ってその上を歩いていきます。

ただ歩くだけ...なんですが、これが地味ながらなかなかの運動量。
朝からぐんぐん気温が上がる中、何往復も畑を歩くうちに、じわじわと汗がにじみました。

ようやくこちらで準備が完了!
まだ何もない畑を見渡しながら、「秋にはどんな風景が広がっているんだろう」と、期待がふくらみます。
そして、いよいよ参加者のみなさんが集合!

今年度は、ありがたいことに過去最多のお申し込みをいただき、途中で募集を締め切るという、うれしい誤算もありました。
最後の収穫祭まで、どうぞよろしくお願いいたします!
はじめに、丸山さんから今回育てるそばについて説明をいただきました。
こちらが今年育てる「北早生(キタワセ)」。北海道で誕生した品種です。

北早生は、種をまいてから収穫までの期間が比較的短く、成長が早く得られる収穫量が多いのが特徴です。
さらに、そばの風味が強く、香りと食感がしっかりしているため、全国で広く流通している品種です。

初めて見るそばの実に、みんな興味津々なものの、「これがそばになるの?」と、いまいちピンとこない様子。
でも大丈夫。ここは"そばを育てながら学ぶ育みファーム"。
育つ様子を通して、少しずつ知っていきましょう!
それぞれがそばの種が入ったカップを手に取り、種まきスタートです!

ガイドに沿ってそばを撒き、その上から手でやさしく土をかぶせていきます。

パラパラ...パラパラ...
大人も子どもも、みんなで一緒に楽しみながらそばをまきました。


慣れてくると手際もよくなり、どんどんと種まきが進んでいきます。
小さい子も、お姉ちゃんやお兄ちゃんに混ざってパラパラと種まきに挑戦。
夏の陽ざしの中、汗をぬぐいながらも笑顔いっぱいで、にぎやかな時間が流れていきます。



今回、一部の圃場では「散布機」を使っての種まきも実施。
ハンドルをぐるぐる回すと、中から勢いよくそばの実が飛び出します。

散布機から勢いよく飛び出していったそばの実たち。
手でまいた畑と、どんな違いが出るのか?育ち方の比較もまた楽しみのひとつです。

こうして、すべての圃場での種まきが無事終了しました。

じりじりと照りつける日差しの中、みなさん本当にお疲れさまでした!
スタッフ一同も、慣れない畑仕事と暑さにすっかり体力を使い切ってしまい、
その日の夜はぐっすりと眠ることができました...。
きっと皆さんも、心地よい疲れに包まれていたのではないでしょうか?
次回は筑北村の《ファームめぶき》での工場見学ツアーです。
そばがどう粉になるのか、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
【後日】
種まきから3日後...丸山さんから連絡が。畑では、早くも芽が顔を出していたそうです!
小さな芽に、大地の力強い息吹を感じますね。
次に見る時はどんな感じになっているかな~?































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