あっ日穀製粉のそばの国だより

豊かな自然に囲まれたそばの国信州から、日穀製粉が様々な情報をお届けします。

2013/12/18

信州そばへの想い〜2年連続農林水産大臣賞受賞〜

前回の記事(こちら)でお知らせいたしました、
弊社のグループ会社「株式会社しなの麺工房」の信州そば「農林水産大臣賞」受賞のニュースから一夜明け・・・・

にっこく通販部が工場へお邪魔し、『信州そば』への熱い想いを取材して参りました!! blog_131216_01.JPG

ご紹介いたします、
こちらが社長の金澤氏!
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そもそも干そばのルーツをたどると、今から百数十年前の明治時代。
なんとここ長野市で誕生したということです!

今回開催された「第56回信州そば品評会」において181点の中から最高賞の農林水産大臣賞を2年連続で受賞。
その裏には社長の想いと従業員一同の情熱がありました。
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Q.今回受賞された「善光寺門前信州そば」はどんなおそばですか?

A.厳選したそば粉を使った白めの麺で歯切れがよく、つるつるののど越しです。
なめらかさと弾力にもこだわりました。

Q.なぜ色合いが白めなのでしょうか?私のイメージではおそばといえば黒めのものですが?

A.そばというのはもともと嗜好品でクセがあるものでしょう?外層粉を使えば香りが出ますが毎日食べるには飽きてしまいます。
そこで、なるべくそのクセをなくして、毎日食べても飽きないもの、
そうそう!ご飯を毎日食べても飽きないような!そんなそばにしたかったんです。
それにはそばの中心部を使った白めのそばが適していたんですよ。

なるほど・・・!確かに黒めのそばは、そばの実の外側を多く使用しているので、ぼそぼそしがち・・・毎日食べるとなると、もっとつるっと入るものがいいな〜

ん〜そこまで言われると、、、社長〜ぜひ食べてみたいんですが・・・?
ということでご用意いただきました( ´∀`)ノ~~゚.+:。
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おーーーーーーーー!!
光っておりますーーー!

白い細めの美しい麺線。見ているだけでつるっとしたのど越しを想像できます!

では一口。
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つるつる!なめらかで本当に歯切れがいいですね!

Q.これ本当に干そばですか!?生そばのように感じます!
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A.生そばの食感に近づけるように試作を重ねました。
しかし間違いなく干そばですね!笑 
こんな干そばを世に広めたいんです!
みなさんは自宅で干そばを食べますか?
食べる方の中でも、きっとパッケージの裏の茹で時間を見つつも大まかな時間で茹でて多くゆですぎたら後で食べるという方も多いでしょうか。
(我々、製造者側としては)出来るだけ多くのお客様においしい信州そばを召し上がっていただきたいと思いますので、茹で時間やその加減を気にして上手に茹でて、おいしく味わって楽しんでいただければと思います!
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んー、確かに家で茹でる時って、「このぐらいかな〜?」と適当に湯からあげてしまうことがあるかもしれないです・・・。
比較的お手頃な価格で手に入る干そばですが、上手に茹でるとこんなにおいしくいただけるんですね!

Q.では社長、最後に社長のお考えになる「これからの信州そば」についてお話いただけますか?

A.長い歴史のある信州そばですが、各地のそばとの特徴の違いをハッキリさせて新しい信州そばの歴史とその位置づけを築いていきたいです。
いろいろなタイプのそばがありますが、最終的には多くの人に受け入れやすい、子供も食べやすく飽きられないような信州そばを作りたいです。
品評会を機に、信州そばが更に広まっていくことを願っています。

今回の受賞をゴールにせず、さらに多くの人に愛される「信州そば」を作り続けたい!
そんな社長の熱い想いを感じることができました!

それにしても、
これだけ受賞の話をしておいて、これどこで買えるの?売ってるの?
という大事なところでございますが、、、、
数量限定で通信販売にて販売が決定いたしました!!!(*^^)v

2014年に入ってからの発売になりますが、詳細が決定次第お知らせをさせていただきます。

では、皆様お楽しみに☆

2013/11/06

秋を見つけに・・・白馬ガレットバイキングの旅

つい先日のこと。

あるイベントに参加してまいりました。
そのイベントとは、白馬でトレッキング&ガレットバイキングというイベントです!!
当日は素晴らしい天気に恵まれました!
それでは早速、素晴らしい秋の信州の旅をご紹介いたします!

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秋晴れに恵まれたこの日。まるで絵画のような、素晴らしい紅葉と白馬五竜岳が我々を出迎えてくれました。
普段の運動不足から体力的な辛さも少々ありましたが、素晴らしい景色が見れたことに感謝です。
この日は遠く、富士山まで見えました!
ここから富士山が見えるとは知らなかった(ガイドさん談)

その後もしばらく歩いて、ようやく頂上へ
山頂でお湯を沸かして、弊社・軽井沢工場製造のそば茶を飲みました。

私なりの分析ですが山登りでの飲み物のイメージは・・・
コーヒー→ 爽快感、達成感
緑茶  → リラックス、のんびり
という感じ?があります。
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山登りは登山道や景色などの周辺環境によって全く印象が違います。
里山に近い今回の山はなだらかな山道で比較的穏やか。時々上る岩山なんかはやはりハラハラ・ドキドキでエキサイティング!
ドラマチックな山道のラストは飲み物でシメる!
今回はのんびりそば茶で日向ぼっこな気分です。

麓でガレットバイキングを食べるために下山開始♪♪
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眼前には優雅に青空を舞う、パラグライダーの集団が!!
少し見づらいですが写真中央に飛んでいる方々が見えます。こんな天気の時に空を自由に飛べる人たちが羨ましいです!!

下山するとガレットバイキングが食べることができる会場は白馬クレーピエの方々の前には長蛇の列ができておりました!
一枚一枚丁寧に焼かれたガレットが手元に来ると次はトッピング。
こちらもバイキング形式ということで・・・
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彩り豊かなガレットの完成です!(上品さに欠けますが・・・)
いい汗かいて、お腹も一杯です。

『〇〇の秋』という言葉があります。今日一日だけでそのすべてを体感したような満足感を得られたのは言うまでもありません

2013/10/29

ニッコクグラフ第17号 〜観賞用そばの花・高嶺ルビーの話〜

10月初旬。
日穀写真部にて長野県の南部、上伊那郡箕輪町の信州伊那高原・赤そばの里と同郡中川村の赤そば花祭りを取材して参りました。

当日は生憎の天候でしたが、初めて見る品種『高嶺ルビー』のそば祭りと、赤そばも食べられるとの事で、花より団子の例えもありますように朝食も食べずに出掛けた日穀写真部2名であります。

まず初めに高嶺ルビーとは?
これについてご説明始めさせて頂きます。


1970年代後半から某民間企業と地元大学とで共同開発した、珍しい赤花のソバの品種のことです。
原産地である標高4,000m近いヒマラヤ山脈の麓は土地がやせ細り、とても作物が育ちそうな環境ではないにも関わらず、美しい赤そばの花が咲く、そば畑が広がっていたと言われています。
日本でも栽培できる品種にしようと考え、ヒマラヤから持ち帰ったその種は日本では赤い花を咲かせませんでした。
何年にも渡る研究の末、日本の風土に合う、赤い花のソバ品種 『高嶺ルビー』が誕生したとのこと。

まずは箕輪町(赤そばの里)より。
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見てくださいこの美しさ!この世のものとは思えない感動的な1枚ですね、素材が良いのはもちろんですが写真の出来にも自画自賛したくなる一枚です。

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日穀写真部紅一点のT副部長。本日は非常に冷えこんだ一日でした。


続きまして、中川村(赤そば花まつり)です。
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箕輪町を後にして、中川村に移動して参りました。
こちらも本当に見事な赤そばの花が咲いております。
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こちらは飯田線と赤そば畑。
都会とは違い、運行間隔が長く、なかなかシャッターチャンスが難しい飯田線が赤そばの畑の中を走り抜ける一枚。
タイミングが良くラッキーな一枚です。

こちらは同日に開催されていた、赤そば祭りの販売コーナーの写真。
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赤そばの直売や地元の新鮮な野菜が安価で販売されておりました。

中川村はブドウ栽培も盛んなようです。
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たわわに実ったおいしそうなブドウが完熟期を迎えておりました。


そろそろ昼食、ということで楽しみにしていた赤そばの麺を食べに一路そば処へ。
先程、地元の方にお伺いしておいしい赤そばを食べられるお店に到着。
我々が普段食べるおそばは年中提供されるそうですが、赤そばについてはこの季節限定だそうです。
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朝食も食べずに来たので奮発してしまいました。
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赤そばの挽きぐるみ・田舎の相盛り、赤そば豆腐、五平餅をペロリと食し、本当にお腹一杯になりました。
観賞用に作られたそばとのことですが非常においしくいただきました。

日穀写真部としては久しぶりの投稿でしたが、赤いそばの見事さには本当に脱帽でした。
素晴らしい物を見ました。

只今、信州は紅葉・新そばのおいしい季節の真っ只中に入っています。
是非長野市にお越しの際には、長野駅から徒歩5分のそばきりみよ田にお立ち寄りくださいませ。
11/4(月)より『信州ひすいそば』という長野県の新ブランド品種を使用したメニューのおそばも登場する予定でございます。
(そばきりみよ田HPはこちら

2013/09/17

そばとミツバチ

人事部の中年トランペッターです。

我が家の庭では毎年そばを育てています。
昨年の初夏、観賞用(30cmほどの丈と書いてありました)の種から育ったそばは、ぐんぐん育ち私の身長を抜いて、190cmほどに成長しました。
    
収穫した種を今年も播いたのですが、娘の背を抜き、息子の背を抜き、妻の背を抜き、私の背を抜き・・・今年も我が家の庭には190cm級のそばが花を咲かせています。
近所の方から「これそばだよね?」と聞かれる始末。
  
そんな背高のっぽ君の庭のそばですが、いろんな虫が集まってきます(^-^*)/

てんとう虫、蝶々、蛾、エビガラスズメの幼虫。
なかでも毎日朝から夕方までせっせと足?を運んでくれるのが彼女たち↓↓↓↓
(働き蜂は女子のみ)
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年々減少していると言われているミツバチ
でもそばの花のおかげで、この時期我が家の庭は数匹のミツバチが一日中ブンブン飛んでいるのです。アシナガバチも負けじとブンブン飛んでいますが(。-_-)ノ

私は花にとまるミツバチを見るとどうにも我慢できない性分。
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足に花粉をたくさんつけて、一生懸命にを採っていますが、よく見ると・・・可愛い容姿に似合わずガツガツ系でかなり落ち着きがありませんヽ(*'0'*)ツ
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後ろ足?に黄色い物が付着しています。

実はこれ、花粉だんごと言われ、空中で飛びながら後ろ足にある "花粉かご" とよばれる部分に集まり丸められた花粉のお団子。
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巣に持ち帰った花粉だんごは巣の中に蓄えられて保存食となるそうです。

ちなみにこの花粉だんごですが、最近では健康食品として注目されているとのこと。

受粉も、はちみつも、花粉だんごも ・ ・ ・

ミツバチさんありがとぉぉおおお!!

2013/08/23

『第39回夏まつり松本ぼんぼん』に参加しました!

皆様、お待たせしました!

先日、8月3日に開催されました、
第39回夏まつり松本ぼんぼんに参加させていただきました様子を今回はお伝え致します。
(松本ぼんぼん参加告知ブログはこちら

さて、
年々その規模が大きくなっている松本ぼんぼんですが今回は314連、2万6700人が参加したとのことです!!
我々日穀松本工場連は松本城の西側、西堀公園前という所から出陣しました。

まずはみんなで出陣前に記念撮影!
先に撮らないとみんな酔っ払ってしまいますからね...(笑)
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参加者全員がこれから始まる夏の一大イベントに心を躍らせ、非常に良い笑顔をしていますね!!
まだまだ静かなスタート前ですがこの後信じられない、踊りっぷりを見せてくれた人が何人もいました。
普段は物静かなアノ人がこんなにハジけるの!?
といった場面を数々目撃いたしました!お祭りの持つチカラってホントすごいですネ。

今年の衣装であるTシャツは紺色。
一昨年参加した時のTシャツは黒でしたが、今回は若干のデザイン変更とシャツの色を変更しました。左胸には存在感のある、『粉』の文字。今日は身を粉にして踊ります!

そんなこんなで開始時刻となり、1回目の踊りが始まりました!
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写真からも伝わる躍動感(?)、毎回スロースタートですが徐々にエンジンが温まってきているようです。
純粋に楽しさが伝わってくる1枚です。

こちらは休憩の一コマです!
しっかり休憩しないと、踊っていられないですからね〜。
踊りっぱなしで結構ハードなお祭りなんですよ〜。踊る人の後方にはリヤカーで飲み物や食べ物を運ぶ部隊も控えていますので安心です!
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知る人ぞ知る松本ぼんぼんの曲は、4コーラスで3分という編成の曲です。
踊りは1クールあたり21分間(3分の曲を7回踊ります!)行い、10分間の休憩を挟み約3時間を踊るというなかなか体力を使う祭りです!
だからこそ休憩は必須、大切なんです!一部ではお酒を飲み始めてから、更に祭りの楽しさが倍増し始めてきているようです。(※お酒は20歳になってから。飲酒運転も絶対ダメですよ)

踊りの回数も進み、あたりは暗くなって参りました。
そろそろ疲れが出てきているはずですが、まだまだテンションMAXです!!
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松本ぼんぼんという祭りが人々に活力を与えていることがよく伝わる一枚です!

踊りもいよいよクライマックスを迎えたころにはこんな状態に!
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最終(7回目)の踊りが終了したのは、21時過ぎ!
疲れていたのは勿論ですが、それ以上に日穀松本工場連には満足感・達成感が満ち溢れていました。みんなよく頑張りました!良い笑顔ですね〜
17時50分から祭りが始まったお祭り。約3時間を踊ってこれにて終了となりました!!
みんな時間を忘れて最後まで無事に踊りきりました!!

松本ぼんぼん当日には弊社の水出しそば茶を沿道の観客の皆様に配布しておりましたが、ご好評のうちに在庫全て終了しました!!ありがとうございました!!

今後とも一層、弊社をご愛顧お願い致します!!

松本ぼんぼんにおきましては、また再来年お会い致しましょう!
来年は長野びんずるに参加予定です!
では皆様、あばね!(松本地方の方言で『さようなら』の意味)