2025/11/05
【刈取り編】2025 タネから育てたそばでガレットを作ろう!信州ガレット振興会
そばの種まきから収穫までの一連の農業体験と収穫したそばでガレットをつくる「育みファームプロジェクト」。
小学校1年生~高校3年生までを対象に農業の楽しさとそばの美味しさを体験する農業体験イベントです。
土にふれて、育てて、食べる──そんな一連の体験を通して、農業の楽しさや食の大切さを感じてもらいたいという思いから生まれました。
今回は遂に実りの秋の収穫!刈取り編をお届けします。
■9月 第三回目 そばの刈り取り
7月中旬の種まきからおよそ74日。
いよいよ、そばの生育の集大成ともいえる刈取りの時期を迎えました。
さわやかな秋風が吹く畑には、青々としたそば畑からすっかり姿を変えた光景が広がっていました。


白い花がわずかに残る穂先や黒く色づいた実など、成熟の様子が感じられる光景となっています。
今回の刈り取り作業では、子どもたちは手で株を引き抜き、大人の参加者は鎌を用いて刈取りを行いました。


ぐんぐん勢いよくそばを引き抜く子どもたちの姿は力強く、畑のあちこちで笑顔と活気があふれています。

刈取りと並行して行われたのは、脱穀作業!
毎年恒例の昔ながらの脱穀機を使って脱穀していきます。

初めて見る脱穀機に「何だろう?」という反応の子ども達。
この脱穀機は足でペダルを踏み、回転する刃に穂先を当てて実を飛ばす仕組みです。

最初は初めて触れる機械に不安そうだったものの、「脱穀できた!」という達成感が笑顔に表れていました。
その後もそばの実が勢いよく飛び出す感触を楽しみながら、次々と列を作って脱穀を体験していきます。





こちらが脱穀したばかりのそばの実。

花や葉、雑草などが混ざっていますが、何度かふるいを使ってゴミを取り除き、そばの実だけに仕上げていきます。

この日はテレビ取材も入り、インタビューを受ける子の姿も!
緊張しながら、育みファームで感じたことを答えてくれていました。


そして、後半は大きなコンバインが登場!!残っていた圃場を一気に刈り取ります。


「すごい、あっという間だね~!」と歓声が上がります。

こちらが、コンバインで刈り取った直後のそばの実たち。
茎や葉などが一部混ざっていますが、機械の中である程度の選別が行われ、不要な葉やゴミなどはすでに取り除かれています。

手作業での収穫を経験したあとに見る大型機械のスピードと効率に、子どもたちも驚いた様子でした。
技術って凄いですね~。


こうして一通り、刈り取り・脱穀の作業を終えることができました。
刈り取ったそばはファームめぶきに託し、精選・乾燥の工程を経て、見学した製粉工場でそば粉になります。
自分達で作ったそば粉でガレットを作るの、楽しみですね!

こうした「手で収穫する」体験を通して、作物の重みや土のにおいを直接感じ、子どもたちに農作業の大変さと、"食のありがたみ"を学ぶ貴重な機会になっていればうれしく思います。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
次回はお楽しみの最終回!おいしい収穫祭の模様をお届けします。










































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